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国内初となるFIP制度を活用した風力発電所向けの市場連動型収入に依拠したプロジェクトファイナンス契約の合意について

2025年05月01日15時40分 / 提供:PR TIMES

株式会社ユーラスエナジーホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:諏訪部 哲也、以下「当社」)は、北海道伊達市にて2011年11月より営業運転している「ユーラス伊達ウインドファーム」に関して、株式会社三菱UFJ銀行をローンアレンジャーとし、三菱UFJ銀行、株式会社東邦銀行、株式会社北洋銀行、室蘭信用金庫を参加行とする各金融機関との間で締結済の金銭消費貸借契約を、FIP制度※1を活用した市場連動型収入に依拠したプロジェクトファイナンス契約(以下「本契約」)に変更することに合意しました。なお、風力発電所向けの本契約の合意は、国内で初※2の取り組みとなります。

「ユーラス伊達ウインドファーム」は、2024年3月よりFIP制度へ切替を行い、当社グループの小売電気事業者である株式会社ユーラスグリーンエナジー(以下「EGE」)を通じて、電力市場や需要家の皆さまへの電力販売を行っていますが、本契約の合意により、2025年5月1日よりEGEへの卸売価格が電力市場連動となります。※3
再生可能エネルギー(以下「再エネ」)の主力電源化に向けて2022年4月より開始したFIP制度の下で、価格が変動する電力市場での売電収入とFIPプレミアム収入のみを収入源としてファイナンス契約を組成することは、操業中の再エネ発電所のキャッシュフローが市況に応じて大きく変動する可能性があるため、従来のFIT(固定価格買取)制度に基づくファイナンス契約に比べて、組成が難しいと考えられていました。

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