2025年06月01日23時40分 / 提供:PR TIMES
EdgeCortixの省エネルギー型エッジAIチップレットの開発を加速、リアルタイムの学習能力とスケーラビリティを飛躍的に向上させ、ロボティクス、自律システム、スマート製造分野のイノベーションを推進
エネルギー効率に優れたAI処理に特化したファブレス企業のパイオニアであるEdgeCortix株式会社(本社:東京都中央区、読み方:エッジコーティックス)は、経済産業省傘下の国立研究開発法人である新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)より、新たに30億円(約2100万米ドル)規模のプロジェクトに採択されたことを発表いたしました。本プロジェクトでは、高性能な生成AIの推論およびオンデバイス学習を可能にする次世代の省エネルギー型エッジAIチップレットである『NovaEdge』の開発を推進します。この革新的なソリューションは、エッジコンピューティング環境における演算効率と電力効率を大幅に向上させるとともに、急速に進化するAIモデルの変化にも柔軟に対応できるよう設計されています。
NovaEdge AIチップレット・プラットフォームは、EdgeCortix独自の革新的な「Dynamic Neural Accelerator(DNA)」アーキテクチャを基盤として構築されています。最新世代のプログラマブルAIプロセッサとRISC-Vベースの汎用プロセッサを高度に統合した本プラットフォームは、エネルギー効率が非常に高く、スケーラブルなフォームファクタを実現しています。また、同社開発のMERAコンパイラおよびソフトウェアフレームワークの改良版と組み合わせることで、AIモデルの最適化や迅速な展開、リアルタイムなオンデバイス学習をシームレスに実行可能にします。『NovaEdge』はTSMCの先端プロセス技術を用いて開発され、将来的には熊本県のJapan Advanced Semiconductor Manufacturing株式会社(JASM)の工場での量産を目指します。
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