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日本発の脱炭素技術を世界へ~栗林商船ら4社、新型舵「ゲートラダー」に関する合弁会社設立

2025年12月05日03時40分 / 提供:PR TIMES

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/134174/22/134174-22-e94ba57d24344bc622f7880c9a4af48d-1512x2016.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

栗林商船株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:栗林宏吉。以下「当社」)は、日鮮海運株式会社(同:愛媛県今治市、代表取締役社長:阿部克也)、第一中央汽船株式会社(同:東京都港区、代表取締役社長執行役員:黒澤正治)、かもめプロペラ株式会社(同:神奈川県横浜市、代表取締役社長:板澤一樹)を共同出資者とした計4社により、新型舵「ゲートラダー」の基本設計業務をサポートする合弁会社(以下「新会社」)を2025年4月に設立し、このたび国内大手造船会社との間で設計基本契約を締結いたしました。

ゲートラダーは、栗林商船前会長の故・栗林定友氏が、ストラスクライド大学・佐々木紀幸名誉教授とともに発明し、栗林商船グループやかもめプロペラ等が特許を共同で保有している省エネ技術です。舵をプロペラの両側に装備することで抵抗を削減し、また非対称翼断面形状の舵板が生み出す推力によって燃費・推進性能を高めることが可能です。GHG(温室効果ガス)削減による環境改善への寄与が期待できることから、これまでコンテナ船、タンカー、貨物船、ばら積み船、自動車船、冷凍運搬船、セメント運搬船、練習船、漁船などの幅広い船種で国内外累計20隻以上の受注を重ねております。以前は中小型の内航船への装備が中心でしたが、とりわけ直近1年は国内外からの大型船への導入に関する引合いが急増しております。

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