2025年05月23日10時45分 / 提供:PR TIMES
―PRISM BioLab独自のPPI阻害技術を活用したE7386、非盲検第Ib相試験の拡大コホート解析結果を発表へ―
株式会社PRISM BioLab(代表取締役:竹原 大、 本社:神奈川県藤沢市、以下「PRISM BioLab」)は、2025年5月30日から6月3日まで米国・シカゴにおいて開催される米国臨床腫瘍学会(American Society of Clinical Oncology:ASCO)年次総会(2025 ASCO Annual Meeting)において、PRISM BioLabとエーザイ株式会社(代表執行役CEO:内藤 晴夫、本社:東京都文京区、以下、「エーザイ」)により共同創出されたE7386(*1)とレンバチニブメシル酸塩(以下、「レンバチニブ」)(*2)との併用試験の結果がエーザイにより発表される予定であり、本日アブストラクト(研究概要)が開示されましたので、お知らせいたします。
今回開示されたアブストラクトは、エーザイが実施しているE7386とレンバチニブの併用を評価する、進行中の非盲検臨床第Ib相試験(NCT04008797(*3))拡大コホートの解析結果です(データカットオフ:2024年10月22日)。本コホートにおいては、抗PD-(L)1免疫療法およびプラチナ製剤を含む化学療法後に増悪した進行子宮体がん患者さんを対象としています。計画されていた30名の患者さんの組み入れは既に完了しており、そのうち9名の患者さんへの投与は現在進行中です。本解析結果から、有望な抗腫瘍活性と管理可能な安全性プロファイルが示されています。全奏効率(腫瘍の大きさが30%以上縮小)が30%(9名)の患者さんで確認されました。さらには、レンバチニブ投与歴が無い患者さんにおける全奏効率は42.9%を示しました。
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