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若手女性研究者起業支援プログラム「WISER」、総額3,000万円のGAPファンド設立

2025年06月10日18時15分 / 提供:PR TIMES

GAPファンド・メンタリングの提供により若手女性研究者のディープテック起業を支援

株式会社tayo (本社:神奈川県横浜市、代表取締役:熊谷洋平) が運営する若手女性研究者起業支援プログラム「WISER (Women In Science Excellence and Revolution)」は、首都圏の大学発スタートアップエコシステムを育成するGTIEとの連携による総額3000万円のGAPファンドを設立し、6月2日より応募を開始しました。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/66111/15/66111-15-2d286c4c5217b108011da715e96cd413-2667x1500.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

<ファンド設立の背景と目的>
日本のディープテックスタートアップエコシステムの大きな課題の一つとして、女性の参画率の低さが指摘されています。2022年に実施された「グローバル・スタートアップ・キャンパス構想関連調査」において、日本はディープテックスタートアップ創業者に占める女性の割合が5.9%と、全調査対象13ヵ国中最も低いことが明らかになりました。また、2022年に金融庁が発表した「スタートアップエコシステムのジェンダーダイバーシティ課題解決に向けた提案」では、ディープテックスタートアップに限らず、法人化、資金調達、上場と起業のステージが進むにつれて女性比率が減少傾向にあることも指摘されています。

こうした課題を踏まえ、本ファンドでは若手女性研究者へのGAPファンドによる事業化支援資金の提供と、GAPファンド採択者へのハンズオン支援を通じ、若手女性研究者が自身のアイデアや研究シーズを具体化し、事業化に向けて成長できるよう後押しします。この取り組みを通じて、ディープテック分野におけるジェンダーギャップの解消に貢献し、多様性に富んだイノベーションの創出を促進します。実績が少ない方やまだアイデア段階の方であっても、熱意や他者を巻き込む力を持っていれば、支援の対象となり、実現可能性を高めるためのサポートを行います。

<ファンドの概要>
○募集対象となる課題
事業の主たる強みが研究開発的であること

○応募資格
40歳未満の若手女性研究者
※GTIE加盟大学以外の方も応募いただけます

○支援内容
事業化に資する活動に対する資金提供(最大500万円/件)
オンラインでのハンズオン支援・メンタリング

○採択件数
最大10件

○運営体制
運営: 株式会社tayo WISER運営事務局
広報・審査協力: GTIE
詳しい応募方法等はこちらをご覧ください。(https://gtie.jp/news/43526/)
*本プログラムは、東京都が運営する多様な主体によるスタートアップ支援展開事業「TOKYO SUTEAM」の採択を受けて実施されます。

<運営事業者コメント>
tayo 執行役員/WISER統括 土井ゆりか
日本におけるディープテックスタートアップ創業者のうち、女性の割合はわずか5.9%と、アジア諸国の中でも特に低い水準にあります。2024年の「新規開業実態調査」では、日本の開業者全体に占める女性の割合が過去最高の25.5%となりましたが、それと比較しても、ディープテック分野における女性の存在の少なさは際立っています。
WISERではこれまで、起業に関心を持つ女性研究者と出会い、研究成果の社会実装に向けたアイデアや熱意に触れてきました。今回、GTIEとの連携によりGAPファンドを立ち上げ、そうした研究者たち自身がアイデアを形にし、事業の可能性を拓いていくための具体的な支援が実現できることを嬉しく思います。

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