2025年05月26日13時15分 / 提供:PR TIMES
子会社ケイ・アイ化成(株)の新プラントが完成しました。半導体向け製品ビスマレイミド類(以下、BMI類)の高まる需要を取り込み、化成品事業の成長を加速させていきます。
高速通信化や人工知能(AI)などに代表されるデジタル技術は、私たちの生活に深く浸透し、さまざまな場面で利便性や満足度を高めています。デジタル化社会を根幹から支える半導体分野の世界市場規模は、「WSTS」(世界半導体市場統計)によると2024年は前年比16.0%増の6,112億米ドルで過去最高を更新し、2025年も引き続き2桁成長が見込まれています。
一方、高速データ処理において大きな課題となるのが温度上昇への対策です。技術の向上によって半導体の小型化・高密度化が進むと、自己放熱が難しくなり、半導体の寿命短縮や熱暴走のリスクが高まります。それらを防ぐため、冷却システムや耐熱性のある材料を使用する必要があります。
[ 続きを読む ]