2025年05月09日12時15分 / 提供:PR TIMES
水産専門紙みなと新聞は4月30日、特集号「円安下の水産貿易をひもとく ~目立つ商材高騰~」をnoteで発売しました。サケ、カニなど商材別の輸入・輸出動向を貿易統計データとともに専門記者が解説します。
ロシアによるウクライナ侵攻をきっかけとして、急激に進んだ円安。3年余りたった現在も為替相場は侵攻前の水準に戻らず、輸入水産物の調達コストを押し上げています。加えて、海外の水産物需要は拡大傾向をたどり、マダラ、タコなどさまざまな商材で、日本が国際的な買い付け競争に敗れる「買い負け」が起きています。かつて日本が生産量の大半を輸入できた養殖マグロでさえ、有力産地のスペインが欧米や中国向けの生鮮出荷を増やし、将来の調達が懸念されます。昨年、安価な白身魚であるベトナム産ナマズ(パンガシウス)の輸入が急増したのは、今の日本の経済状況を象徴しています。
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