2024年12月04日12時45分 / 提供:PR TIMES
~軽量でフレキシブルかつエネルギー変換効率が高いPXPの次世代太陽電池を実用化し、さまざまな用途での活用を目指す~
軽くて曲がる次世代太陽電池の開発を進める株式会社PXP(ピーエックスピー、本社:神奈川県相模原市、代表取締役社長:栗谷川悟、以下「PXP」)は、ソフトバンク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員 兼 CEO:宮川潤一、以下「ソフトバンク」)をリードインベスターとして、株式会社SOLABLE、興和オプトロニクス株式会社、豊田通商株式会社、合同会社J&TC Frontier(JFEエンジニアリング株式会社と東京センチュリー株式会社による共同投資ビークル)、株式会社自動車ファンド、三菱HCキャピタル株式会社、横浜キャピタル株式会社、TARO Venturesが参加するシリーズAラウンドにおいて、総額15億円の資金調達を実施しました。ソフトバンクは、約10億円の出資を行い、PXPの株式の約29.9%を取得しました。
PXPが開発を進める次世代太陽電池は、ペロブスカイト太陽電池とカルコパイライト太陽電池を組み合わせたタンデム構造※となっており、 従来の太陽電池と比較して1.5倍以上のエネルギー変換効率(理論値:約42%)を実現します。また、従来の太陽電池と比較して約10分の1の重量の軽くて曲がるフレキシブルな形状に、衝撃や振動に強い高い耐久性を備えており、 用途に応じてさまざまな場所に設置することが可能で、設置にかかるコストを安く抑えることも期待されます。PXPとソフトバンクは、将来の電力需要を見据え、PXPの次世代太陽電池を用いてソフトバンクのデータセンターをグリーンエネルギーで運用するなど、さまざまな用途での活用を目指します。
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