近年、大学生の間で「長期インターンシップ」への関心が着実に広がっています。従来の1dayイベントや短期体験とは異なり、4日以上の中長期型インターンに参加する学生は全体の約4割(35.8%)にのぼることが、リクルート就職みらい研究所『就職白書2024』の調査から明らかになっています。
さらに、1か月以上のインターン経験者も13%を超えており、単なる就職準備にとどまらず、「働くこと」や「ビジネスに向き合う姿勢」を実践から学びたいというニーズが高まっています。
背景には、“納得感のあるキャリア選択”を志向する学生の増加があり、実務経験を通じて自らの適性や志向を見極めようとする動きが加速しています。