2025年06月04日18時15分 / 提供:PR TIMES
~細胞シートによる自由診療での食道狭窄治療を開始~
多摩北部医療センターでは、食道がんのESD(内視鏡的粘膜下層剥離術(注1))後などの患者さんに対して、ご自身の細胞で作製した食道再生上皮シート(以下「細胞シート」という。)を用いた食道狭窄治療を開始します。
食道がんは、国内で一年間に約2万6,000人がり患し約1万1,000人の方が亡くなる病気です。食道がん治療の内視鏡治療として、低侵襲なESDが全国的に普及していますが、食道の広範囲を剥離する場合には、高い頻度で術後狭窄が発生するため、長期間にわたって治療を繰り返したり、食事の通過障害に伴う症状が続くなど、患者さんにとって身体的・精神的な苦痛を伴うことがあります。
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