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United Vision & Companyと丸紅I-DIGIOグループが「医療・介護領域におけるAI-OCR実証」を実施

2025年06月19日11時15分 / 提供:PR TIMES

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株式会社United Vision & Company(本社:福岡県福岡市/代表取締役社長:村岡聡一 以下、UV&C)と、丸紅I-DIGIOグループ(グループCEO:佐藤 由浩)は、2024年12月から2025年2月までの約3ヶ月間、医療ドキュメントのデータ化および情報抽出の効率化を目的としたAI-OCRの実証実験(PoC)を実施しました。

日本の医療現場は、これまで医師個人の長時間労働によって支えられてきましたが、医師の健康確保および医療の持続可能性確保の観点から、近年、「医師の働き方改革」が国を挙げて推進されています。一方で、兵庫県の「医師の働き方改革プロジェクトチーム報告書」(令和6年3月31日)によると、県立病院勤務医に対する調査で、「カルテ記載」「サマリー作成」「会議・カンファレンス」などの事務作業が時間外労働の主な要因となっており、診療以外の業務負担が依然として大きいことが明らかになっています。また、時間外従事業務の約20~30%が文書作成や会議対応などの事務関連作業に割かれている実態も報告されています。こうした背景を踏まえ、医療DX推進やタスク・シフトの加速が求められており、特に医療文書作成・管理業務の効率化は、医師の働き方改革の実効性を高めるために不可欠なテーマとなっています。UV&Cと丸紅I-DIGIOグループは、これらの課題解決に貢献するため、AIおよびクラウド基盤技術を活用した医療文書に含まれる情報の抽出・整理の自動化に向けた実証実験を実施しました。

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