2022年10月14日10時15分 / 提供:PR TIMES
NPO法人本の学校(理事長 柴野京子/鳥取県米子市)は、NPO法人化10周年を記念して、新しいアイデアをもって本にアプローチする人たちが現れた今の時代に、改めて自由な議論の場を設ける「本の学校2022ブレストミーティング」を、11月20日(日)東京都中央区の日本印刷会館にて実施いたします。
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 【本の学校2022 ブレストミーティング ~本の価値、読者、そして地域とは~】
 日時:2022年11月20日(日) 開場 12:30
 場所:日本印刷会館(東京都中央区新富1丁目16番8号) ※オンライン同時配信あり
 分科会: 13:00~15:00 (第1~第3分科会は同時間帯に開催されます)
 全体会: 15:45~17:00
 参加費: 会場参加 ¥1,650(税込) / オンライン参加 ¥550(税込)
 定員: 会場 各分科会30名様 申込順 / オンライン 各分科会100名様 ※アーカイブ配信はありません。
 1995 年に米子で生まれた本の学校は、本に関心をもつ人が全国から集まり、立場を超えて率直な議論をする場になりました。有志の手を経て法人化してからも、「本との出会いを作り、育てる/知の地域づくり」を指針に活動を続けています。
 今日、本をめぐる現実はより多様化しています。デジタルは日常となり、出版産業が厳しさを増すかたわらで、新しいアイデアをもって本にアプローチする人たちが現れ、若い人の支持を得ています。
 こうした時代に、ふたたび自由な議論を開きたいという思いから、毎秋に行ってきたシンポジウムを〈本の学校2022 ブレストミーティング〉として開催することにしました。
 3つの分科会では、それぞれのメンバーが参加者とともに意見を交換します。読者とは誰か、本の価値とは、そして地域とは何か。
 みなさまのご参加をお待ちしています。
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 ◎第1分科会:
 出版社(者)のこれからを考える ~「本をつくる人」から「本“も”つくる人」へ
 出版市場環境が大きく変貌し、「良い本を作れば売れる」時代ではなくなりました。
 いま本の作り手に求められているのは、生活者のインサイトに徹底的に向き合うことではないかと考えます。
 潜在的な欲求に気付き、「本」という形にして、さらにその先の様々なコミュニケーションを創出していかなければなりません。
 「本をつくる人」から「本“も” つくる人」へ。
 「これからの出版社」に必要な心構え、スキル、ノウハウとは何か、それらを身に着けるためにどうしていけばよいかを実体験とともに対談していきます。
 ■パネリスト
 黒川精一(サンマーク出版 常務取締役第1編集部編集長)
 山科博司(ポプラ社 ブランドプロモーショングループグループ長)
 ■コーディネーター
 梶原治樹(扶桑社 営業局担当局長/NPO本の学校理事)
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 ◎第2分科会:
 今、書店を開くには ~新規書店開業の条件 および 持続方法を探る~
 近年、売上の減少が続き書店の閉店・廃業が止まらない中、一方で、新規に開業する事例も増えてきています。
 その背景には何があり、また、どのようなパターンで開業に至っているのでしょうか?
 今回の分科会では、新規書店開業者、取次や行政担当者の登壇により、それらの成立条件を分析し、現在における新規開業の実態を語り合っていきます。
 また、まちづくりグループとの連携例や助成金の活用方法なども紹介しながら、あらゆる持続可能性を模索することで、後に続く人々への大きな刺激の場となることを目指します。
 ■パネリスト
 太田原由明(HiBARI BOOKS&COFFEE ひばりブックス代表)
 谷川太郎(日本出版販売(株) 西日本支社エリアマーケティング課)
 伊東直人(経済産業省 中国経済産業局)
 ■コーディネーター
 大井 実(ブックスキューブリック代表/NPO本の学校理事)
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 ◎第3分科会:
 知の基盤としての図書館 地域から本を伝える
 ~行政、図書館、書店、読者、すべての関わる人たちとともに~
 「本」を取り巻く状況は大きく変わりました。書店のない自治体も増え「本」を読者につたえることのできる場が少なくなっています。
 こうしたなか、本をつたえるだけでなく、さまざまなつながりを生むことのできる図書館の存在が今地域や読書の世界でますます必要とされています。
 情報の発信、人との出会い、行政との連携、出版界や書店との協働、あらゆるつなげる力を秘めた図書館の可能性、現在や将来の姿、課題を考えてみたいと思います。
 ■パネリスト
 小宮山剛(宮崎県椎葉村図書館「ぶん文Bun」クリエイティブ司書)
 是住久美子(愛知県田原市図書館長)
 小林隆志(鳥取県立図書館長/NPO本の学校理事)
 ■コーディネーター
 今井太郎(本棚演算株式会社代表)
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 ◎全体会:ラップアップ
 読者とは誰か、本の価値とは、そして地域とは何か。
 第1から第3分科会で提起されたさまざまな課題を共有し、参加者全員で討議します。
 ※全体会のみのお申込みは受け付けておりません。分科会とあわせてお申し込みください。
 ■コーディネーター
 柴野京子(上智大学教授/NPO本の学校理事長)
 ◎参加申込先・イベント詳細:https://www.honnogakko.or.jp/archives/1745
 主催:認定NPO法人 本の学校
 後援:日本書店商業組合連合会、書店新風会、日本書籍出版協会、日本雑誌協会、出版文化産業振興財団、版元ドットコム、日本出版学会
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