2023年01月07日21時40分 / 提供:PR TIMES
ドル円相場で利益を出すには経済指標を見る必要がある!
株式会社アドアニモが運営する、海外FXの情報メディア「海外FXの手引」は、FXで勝っている投資家100人に「ドル円を取引する際に最重要視している経済指標」等をアンケート調査。
その結果をもとに「ドル円を取引する際、経済指標をどう活かすべきか」を公表します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/112831/2/resize/d112831-2-b8a970f808574c39b7d8-0.png ]
【対象者】
FXで累計収支がプラスのトレーダー100人
【調査方法】
インターネット調査(クラウドワークス)
【調査期間】
2022年12月6日~2022年12月26日
【調査実施会社】
株式会社アドアニモ
【調査実施サイト】
海外FXの手引
「ドル円を取引する際、最重要視している経済指標は何ですか?」と聞いた結果、次のランキング結果が出ました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/112831/2/resize/d112831-2-cee9f5d69fa305688037-1.png ]
「FOMC」「消費者物価指数」「雇用統計」の3つの経済指標に票が集中した形です。
なぜ多くの投資家がこれらの経済指標を最重要視しているのか、調査レポートでは上位の3つをコメントを交えてご紹介していきます。
FOMC
今回、FOMCに投票した投資家は33人でした。投票した投資家の意見は次のとおりです。
「為替市場が米国の金利動向を過剰に注視する傾向にあるため」
「予想と違う方向に行くと変動が凄くて、下手をすると反転してしまうのでかなり重要で気にしておかないといけない。」
「FOMCでの発言はとても重要であり、政策金利の上げ下げをこの場で世界に発信するため、方向性が上か下か明らかになるため、1番リスクなく取引を行えるから。」
実際にFOMCの発表直後は100pips近く動くこともあります。
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FOMCの発表30分後にはパウエルFRB議長の記者会見があり、その際にもボラティリティが大きくなります。金融政策はもっとも大きな指標の1つのため、投資家として見逃せません。
消費者物価指数(CPI)
今回、消費者物価指数に投票した投資家は25人でした。投票した投資家の意見は次のとおりです。
「消費者物価指数により今後の利上げのペースなどが決まり、今の相場の流れの原因となるので。」
「最近の相場では、一番注目されていて、ドル円の乱高下が一番激しいと感じているから。」
「指標次第では100pips以上相場が動くため。」
消費者物価指数(CPI)は、2022年後半から大きくドル円相場を動かしている印象です。
[画像4: https://prtimes.jp/i/112831/2/resize/d112831-2-0cec87e71a4c4b089175-2.png ]
特に2022年8月10日のCPI発表直後は、たった5分で220pips近く動きました。
間違いなく、今後も注視するべき経済指標の1つでしょう。
雇用統計
今回、雇用統計に投票した投資家は22人でした。投票した投資家の意見は次のとおりです。
「為替相場で最も大きな指標だけにどちらに動くか予測つかないため 安易にポジション(ギャンブルトレード)は持たない。」
「雇用統計の発表直後は、大体1円ほどの為替変動を起こしますので、利益も大きくなります。ただし、一旦上がっても平均時給がどうなっているかで、直後数分で下がることもあるので油断は禁物です。」
「米雇用統計は固定曜日であるため対応しやすく、値動きも大きいため。」
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動く時はかなり動くため、今後も注視が必要な経済指標です。
投資家は経済指標をどのように取引に活用しているのか?
重要視すべき経済指標が分かったところで、続いては「勝っている投資家は経済指標をどのように取引に活用しているのか?」を紐解いていきます。
【「事前にポジションを解消する」と回答した投資家の意見】
「FOMCの時は価格の動きが読めない上に動く時は激しいので投機的になりやすいので、デイトレードを基本軸で取引してるので、アメリカ時間で自分が寝る前の時間にポジションを解消するようにしている。仮にその時マイナスが出たとしても決めたルールを徹底する。」
「ギャンブル性を薄めるためにFOMC前後ではポジションを持たないようにしている。」
本記事でボラティリティをご紹介している通り、一瞬で100pipsも動くのが経済指標です。
上手く事前にポジションを仕込めれば100pips儲かりますが、一方で一瞬で100pips近く損をする可能性も秘めています。
経済指標の前にポジションを持っておくことは、ある種のギャンブルにもなってしまうので、事前にポジションを解消する投資家が多くいました。
中長期前提でポジションを持つのは良いと思いますが、大きな経済指標前に短期目線でポジションを持つことはオススメしません。
「大きく動いた後の戻りを狙って逆張りをする」と回答した投資家の意見
「経済指標発表後に大きく値動きした際に、値動き後の戻り(リバウンド)を狙ってポジションを持つことがあります。」
「大きく上がる、または下がった時のリバウンドを狙って入る。」
経済指標では短期間で大きく動きますが、その後に元の価格まで戻る「全戻し」になることも珍しくありません。
そのため「大きく動いた後に、リバウンドを狙ってエントリーする」という投資家もいました。
経済指標で上がった場合、そのまま上がることもあります。
なので「必ず全戻しになる」という訳ではありません。
もし全戻しを狙ってエントリーする場合は、事前に利確・損切りのラインを明確にしておく方が安心でしょう。
投資家が重要視している経済指標は見逃せない
今回のアンケートで、ドル円を取引する投資家が重要視している経済指標が分かりました。
いずれも短期間で100pipsは平気で動くため、トレードスタイルを問わず、注視しておくべき経済指標でしょう。
大きな経済指標発表時はレートが乱高下するため、海外FXの手引編集部は「ポジションを持たず、静観する」ことをオススメしています。
大きく動き過ぎて全戻しになることも、そのままトレンドが続くことも、どちらも起こり得ることだからです。
経済指標が発表されたら一度静観し、動きが落ち着いてからエントリーすることで、大きな損失を避けられるでしょう。本調査が、あなたのトレードの一助になれば幸いです。
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