公開中の映画『関心領域』より、ジョナサン・グレイザー監督らが作品を解説する特別映像が公開された。
本作は、イギリスの作家マーティン・エイミスの同名小説を原案に、グレイザー監督が10年もの歳月をかけて映画化した作品。原題でもある『The Zone of Interest(関心領域)』とは、第二次世界大戦中、ナチス親衛隊がポーランド・オシフィエンチム郊外にあるアウシュビッツ強制収容所群を取り囲む40平方キロメートルの地域を表現するために使った言葉。映画では、アウシュビッツ強制収容所と壁1枚隔てた屋敷に住む収容所の所長とその家族の暮らしが描かれる。