吉沢亮が主演を務める映画『国宝』が、上海国際映画祭インターナショナル・パノラマ部門 カンヌ エクスプレスに出品。現地時間6月18日に公式上映が行われた。
『国宝』は、吉田修一の小説を原作とし、李相日が監督を務める作品。主人公・喜久雄(吉沢)は、抗争によって父を亡くしたあと、上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎(渡辺謙)に引き取られる。そこで半二郎の実の息子・俊介(横浜流星)と出会い、正反対の血筋を受け継ぎながらもライバルとして互いに高め合い、芸に青春を捧げていく。多くの出会いと別れが運命の歯車を大きく狂わせていくなか、喜久雄が“国宝”と呼ばれるまでの50年間の壮大な一代記を描いている。