2025年07月31日08時00分 / 提供:ぴあニュース
K2 Picturesが運用する映画製作ファンド「K2P Film Fund Ⅰ」(読み:ケーツーピーフィルムファンドファースト)が、株式会社三菱UFJ銀行から投資を受けることが発表された。金融機関による同ファンドへの出資は、三菱UFJ銀行が初めてとなる。なお、同ファンドは2025年12月末でファイナルクローズを予定しており、三菱UFJ銀行からはその期間までに順次、投資を受ける予定だ。
K2 Picturesは2023年8月に、新たな映画会社として事業を開始。昨年5月のカンヌ国際映画祭期間中のフランス・カンヌで「日本映画の新しい生態系をつくる」ことを掲げ、映画製作ファンド「K2P Film Fund Ⅰ」の立ち上げを発表した。このファンドは、国内外の新しい投資家が日本映画産業に参入しやすくすることや、従来の手数料率を下げることで投資家へのリターンを早める取り組み、さらにクリエイターへの利益還元を改善する仕組みづくりなど、日本映画産業に新たな風を起こすことを目指している。