2025年06月28日12時00分 / 提供:ぴあニュース
インタビュー中、お互いの言葉にじっくり耳を傾ける様子から相手へのリスペクトが漂っていた綾野剛と亀梨和也。映画『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』で綾野が演じるのは、殺人教師の疑惑をかけられた薮下。その対象とされる児童・拓翔の母親・氷室律子(柴咲コウ)からの訴えで亀梨演じる週刊春報の記者・鳴海は実名報道に踏み切る。
最初に共演した14年前からお互い役者として気づきを与えてくれる存在だったというふたりが過去の共演と今を振り返る眼差しは、とても温かい。報道する側とされる側として劇中で思い切り火花を散らせたのは、信頼関係があるからこそ。真実に基づく、真実を疑う物語に真摯に向き合ったふたりの絆は、とにかく深い。
お芝居を真剣勝負でノーガードの打ち合いができる、こんな経験はなかなかできない