2025年10月31日18時00分 / 提供:ぴあニュース
10月30日に行われた第38回東京国際映画祭上映アニメーション部門での上映後に、原案・脚本・監督を務めた押井守と、少女役の声を務めた兵藤まこが登壇。第38回東京国際映画祭アニメーション部門プログラミングアドバイザーの藤津亮太と共にトークショーを実施した。鑑賞直後の興奮冷めやらぬ様子の観客たちに大きな拍手で迎えられたふたりは、40年ぶりの上映についてや、制作当時の秘話などここでしか聞けないトークに花を咲かせた。 
 兵藤は「40年の長きにわたりこの作品を守り続けてくださったスタッフの皆さまをはじめ、ファンの皆様に心から御礼申し上げます」と挨拶した。押井は「こんなつもりじゃなかった監督の押井です」という挨拶で笑いを誘い、その理由として「40年前にはこの作品がこんな形で(上映されるとは)夢にも思っていなかった。今のお客様がどう思っているのか半信半疑でここに来ました」と率直な感想を述べた。