スサンネ・ビア、ヌリ・ビルゲ・ジェイラン、白石和彌、中野量太、上田慎一郎、片山慎三など、現在第一線で活躍する国内外の映画監督を見出している《SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2021》が3日に閉幕。同日行われたオンラインでの授賞式で、各賞が発表された。
本映画祭での最高賞に当たる国際コンペティション部門の最優秀作品賞は、マルタ系アメリカ人のアレックス・カミレーリ監督が手掛けたマルタ映画『ルッツ』が選ばれた。最優秀作品賞に輝いた『ルッツ』は、あまりなじみのないマルタで製作された作品。本映画祭でマルタ映画がノミネートされたことも史上初で、開催前から話題を集めた1本だった。