人間は孤独の中で、自分ひとりの力で希望を持って生きて行くのは難しいかもしれない。でも、共にする仲間が一人でもいるなら、力強く生きていける。そんなことを改めて教えてくれたのが、実話を基に描かれた映画『木の上の軍隊』だ。太平洋戦争終結から80年。今を生きる人たちに語り継ぎたい物語が誕生した。日本が敗戦したことを知らず2年間、ガジュマルの木に身を潜めて生きた男たちを演じたのは、堤真一と山田裕貴。その時代に生きた人間のように説得力たっぷりに演じたふたりが語る真実の物語とは――。
苦しくても笑って生きていこうとする力は、とてもいいなと思いました