今年で第46回を迎えるPFF(ぴあフィルムフェスティバル)が9月7日(土) より開幕。1977年にスタートしたPFFは、自主映画コンペティション「PFFアワード」をメインプログラムに据えた映画監督の登竜門として知られる映画祭で、これまでに塚本晋也、佐藤信介、李相日、荻上直子、石井裕也、早川千絵、山中瑶子など、180名を超えるプロの映画監督を輩出してきた。
その中でも突出して国内外で活躍している黒沢清監督。カンヌ国際映画祭、ベネチア国際映画祭等で受賞を重ね、最新作『Cloud クラウド』が第97回米アカデミー賞国際長編映画賞部門の日本代表に選出されたことも話題の、日本映画界を代表する監督だ。