第38回東京国際映画祭が10月27日(月)から11月5日(水)に開催される。この度、今年度の黒澤明賞の受賞者が発表された。
2022年に株式会社カプコンの協力を得て14年ぶりに復活した黒澤明賞は、日本が世界に誇る黒澤明監督の業績を後世に伝え、新たな才能を世に送り出すという願いから、世界の映画界に貢献した映画人と映画界の未来を託していきたい映画人に贈られる。昨年は三宅唱監督とフー・ティエンユー監督が受賞したが、今年は山田洋次監督、奈良橋陽子、川本三郎、市山尚三(東京国際映画祭プログラミング・ディレクター)の4名の選考委員による選考の結果、李相日監督とクロエ・ジャオ監督が受賞した。