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《SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2025》最優秀作品賞は共同監督によるアニメーション作『水底のミメシス』

2025年07月26日19時45分 / 提供:ぴあニュース

若手映画作家の登竜門として知られる《SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2025》が9日間の開催を終え26日に無事閉幕。同日、クロージング・セレモニー(表彰式)が行われ、コンペティション部門の各賞が発表された。

今年の本映画祭は、より国内の若手監督たちをクローズアップ。従来あった世界の秀作が顔を揃える国際コンペティションは見送られ、国内コンペティションのみに。『凶悪』『孤狼の血』の白石和彌監督、『浅田家!』の中野量太監督、『ガンニバル』の片山慎三監督、『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督、『初級演技レッスン』の串田壮史監督らに続く、本映画祭をきっかけに世界へと大きく羽ばたく日本の新たな逸材が現れるかに期待が集まった。

入選作は長編と短編を合わせて13作品。その中から見事に最優秀作品賞輝いたのは、茂木毅流監督と長澤太一監督の共同監督作品の『水底(みなそこ)のミメシス』だった。

同作は、28分のアニメーション。人々の能動性を奪うAI型生物・Shinoの存在を受け入れつつある島を背景に、その社会の在り方に疑問を抱くハジメが、ある秘密の破壊活動グループとつながりをもつことに。AIの支配に抗う彼らの人間的な社会を取り戻す闘いがダイナミックに描かれる。

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