2024年06月02日19時23分 / 提供:ムビコレ
没後15年、時代を先取りした音楽家・加藤和彦を語るドキュメンタリー
【映画を聴く】“トノバン”こと加藤和彦が自ら死を選んで、今年で15年になる。「私のやってきた音楽なんてちっぽけなものだった。世の中は音楽なんて必要としていないし、私にも今は必要もない。創りたくもなくなってしまった」という最後の言葉は、晩年の彼が抱えた失望をファンに伝えるものだった。しかし「ちっぽけなもの」と本人が思っていた彼の楽曲の数々ーー「帰って来たヨッパライ」「悲しくてやりきれない」「イムジン河」「あの素晴しい愛をもう一度」「タイムマシンにお願い」は、2024年現在も様々な形で聴き継がれている。その評価は、彼が亡くなった2009年当時よりも高まっているようにさえ思う。