ユナイテッド航空、各社の輸送能力削減で利益拡大見込む

ユナイテッド航空は、アメリカ国内市場の供給過剰が緩和するとの見通しを示した。 8月中旬には、アメリカ国内線での業界全体での便数成長率は約3％低下する見通し。ユナイテッド航空も第4四半期の国内線供給量を約3％削減した。 スコット・カービー最高経営責任者（CEO）は、「複数の航空会社が赤字の輸送能力を削減し始めており、第3四半期後半には大手航空会社の中でトップクラスの収益を達成すると予想しています。ユナイテッド航空は、業界全体の国内輸送能力が調整される瞬間に備えてきましたが、今やその転換点がわずか30日後に迫っていることは明らかです」とコメントした。 発表した2024年4月〜6月期の業績では、プレミアム収益が前年同期比8.5％増、ベーシックエコノミー収益が同38％増となったほか、国内出張者の市場シェアも拡大した。税引前利益は17億米ドル、税引前利益率は11.6％だった。1株あたりの利益は予想と一致した。1日あたりの旅客数は565,000人となり、最高記録を更新した。 ⇒詳細はこちら