2024年06月14日14時35分 / 提供:TRAICY(トライシー)
2027年以降をめどに完全引退することが発表された新幹線の検測車両「ドクターイエロー」が6月14日午前、東京駅に姿を現した。 ドクターイエローは東海道・山陽新幹線の電気設備や軌道設備を点検する車両。JR東海が保有する923型0番台(T4編成)と、JR西日本が保有する923型3000番台(T5編成)の2編成があり、10日に一度程度の周期で交互に走行している。運転日やダイヤは非公開で、なかなか目にする機会がないことから、「見かけると幸せになれる」と人気を集めてきた。 T4編成は2001年9月、T5編成は2005年に運行を開始。デビューから約20年が経過し車両の老朽が進んでいることから、JR東海とJR西日本は13日、T4編成は2025年1月に、T5編成は2027年以降をめどにそれぞれ引退させると発表した。