2024年05月23日17時35分 / 提供:TRAICY(トライシー)
ダブルツリーbyヒルトン大阪城は、グランドオープニングセレモニーを5月23日に開催した。5月1日にソフトオープンをしていた。 関西では初となるダブルツリーbyヒルトンのブランドで、
大阪へのヒルトンの展開は3軒目となる。日本経済新聞と
大和ハウス工業が進めている、
日本経済新聞社旧
大阪本社跡地の複合施設「
大阪・
大手前一丁目プロジェクト」の施設のうち、
大和ハウス工業が区分所有する6階から20階部分に位置する。1階から4階部分は
日本経済新聞社が所有し、
テレビ大阪が新社屋として使用する。アクセスは
天満橋駅から徒歩で約5分、
大阪駅から車で約10分。 コンセプトは「Riverside Retreat 季節うつろふ水の都の優しい時間」。客室は9階から20階部分に位置し、ゲストルーム、デラックスルーム、エグゼクティブルーム、スイートルームの4タイプ全373室で、水の都をイメージして青色を多く取り入れた。
大阪城公園側のキャッスルビュー、
大川を一望できるリバービューの部屋も有する。 館内は海運業で栄えたこの土地ならではの風景や人々とをモチーフとして、
大阪と江戸を繋いだ商船「菱垣廻船」の特徴であるひし形模様や、港をイメージした波を模したカーペットで趣のある空間を表現。ロビーエリアからは桟橋をイメージしたゲートをくぐり抜けて、エレベーターホールやゲストルームに船で向かうような空間づくりを演出している。 料飲施設として「レストラン SEN(千)」と「ラウンジ&バー SEN(舟)」、「マーケット SEN(革)」のほか、24時間利用可能なフィットネスセンターと屋内プール、宴会場、会議室などを完備する。エグゼクティブルームとスイートルームの宿泊者やヒルトン・オナーズのダイヤモンド会員は20階のエグゼクティブラウンジを利用できる。 セレモニーでは、
大和ハウス工業の
下西佳典取締役専務執行役員流通店舗事業本部長、
日本経済新聞社の阪本浩伸取締役副社長、ヒルトンのジョセフ・カイララ日本・韓国・ミクロネシア地区代表、ダブルツリーby
ヒルトン大阪城の前川博之総支配人がそれぞれ挨拶し、
大阪市中央区のキャラクター、ゆめまるくんも登場し、祝福した。 カイララ日本・韓国・ミクロネシア地区代表は、「昨年、ヒルトンは日本で開業して60周年を迎えた。日本では27軒、6つの代表的なブランドを運営している。ダブルツリーは急成長しているアップスケールブランドで、世界中のビジネス、観光客に人気がある。チェックイン時には温かいチョコレートクッキー、考え抜かれたアメニティ、快適な客室でお迎えしている。今回の開業はヒルトンが
大阪で事業を拡大することのお約束。
大阪は活気ある都市で、
大阪・関西万博では国内外からのお客様、ビジネス客が訪れることが期待されている。
ヒルトン大阪、コンラッド
大阪に次いで、ダブルツリーが加わった。キャノピーも9月初旬、ウォルドーフ・アストリアの来年の開業が予定されている」と、
大阪での事業拡大に自信を示した。 前川総支配人は、「最高のロケーションで大きなプロジェクトを頂戴し、どうしても成功したいというプロジェクトで、グループの皆でサポートをしてここまでやってきた。リージョナルオフィス、
東京本社、シンガポールのアジアの本社のスタッフ、
大阪の姉妹ホテルのチームにも支えられた」と謝意を述べた。 また、5月23日の「チョコチップクッキーの日」を記念し、国内の「ダブルツリーbyヒルトン」の宿泊券が当たるコンテストを開催する。Instagramに投稿するフォトコンテストと、ウェブサイトからダウンロードできるぬり絵をメールで応募するぬり絵コンテストの2つ。いずれも25日まで。(取材協力:ダブルツリーby
ヒルトン大阪城)