2023年12月14日19時26分 / 提供:TRAICY(トライシー)
Agoda Companyが運営する旅行予約サイト「Agoda(アゴダ)」でも、国内で違法状態で旅客を輸送する、いわゆる「白タク」の手配を斡旋していることがわかった。 外資系オンライン旅行会社(OTA)による、「白タク」の斡旋が明らかになったのは、ブッキング・ドットコム、Klook(クルック)に次いで3社目。 Agoda Companyは、ブッキング・ドットコムを運営するブッキング・ホールディングス傘下のオンライン旅行会社。本社はシンガポールにある。本誌編集部は事実確認のため、アゴダの広報代理店担当者、パルテノンジャパンのアレン・パーカー氏に対し、2回にわたって期日を設定して質問を送付しているものの、現段階で質問への回答どころか、返信すらない状況だ。 「Elife Limo」が提供元の配車を依頼した。Elife Limoはブッキング・ドットコムの空港送迎タクシー検索でもヒットしたサービス会社で、検索すると日本語表記こそないものの、公式サイト(https://elifelimo.com/)があり日本でも営業しているという説明もある。 しかし、アゴダでの配車も、空港で待っていたのはやはり白ナンバー。しかも初心者マークを付けた状態だった。合法的な旅客運送や海外のライドシェアサービスでも、免許取り立ての初心者がその職に就くことはまずあり得ない。安全性に疑問を感じる乗車だった。