2023年10月04日15時12分 / 提供:TRAICY(トライシー)
全日本空輸(ANA)は、持続可能な社会の実現を目指す「ANA Future Promise」をテーマとした、DHC-8-Q400型機の特別塗装機(機体記号:JA461A)の運航を、10月23日から開始する。 機体は、「ANA Future Promise」のテーマを表現する「水と緑」をモチーフとしたデザイン。二酸化炭素排出量の削減に向け、空気抵抗を低減させる「サメ肌効果」が期待できるリブレット加工を施したフィルムを気流を整えるために装備された整流板に貼付し、機体の空気抵抗低減や二酸化炭素排出量削減、耐久性などを検証する。 機内には、北海道猿払村のホタテの貝殻を再利用した「カラスチック」で作られた「安全のしおり」を搭載するほか、青森県のベンチャー企業appcycleが開発したヴィーガンレザーや青森県産のりんごで作ったジュースの搾りかすを使用したヘッドレストカバーを導入する。「ANA Future Promise」をテーマにした絵本も子供向けに用意する。 「ANA Future Promise」の特別塗装機は、ボーイング787型機「ANA Green Jet」2機に次いで3機目となる。 ⇒詳細はこちら