2023年11月23日07時45分 / 提供:広島ニュース 食べタインジャー
日本での活動休止から約10年、アンジェラ・アキさんが活動再開を発表しました。キッカケとなったのは、東宝ミュージカル「この世界の片隅に」への音楽制作参加。
このミュージカル楽曲より、「この世界のあちこちに」を2024年2月7日に配信リリースします。
「この世界の片隅に」といえば広島出身の漫画家・こうの史代さん原作でアニメ映画化・実写ドラマ化等されたことでも知られる作品。
太平洋戦争下の広島県呉市で生きる人々を、柔らかいタッチで描く。ありふれた日常生活のかけがえのなさ、それを理不尽に奪っていく戦争の残酷さなどが描かれています。
アンジェラ・アキさんは、ミュージカルの音楽作家になるために2014年にアメリカの音楽大学に入学。作曲を学び直し、すでに国外では作家としての一歩を踏み出しています。
2024年2月7日に配信リリースする曲はミュージカル本公演用に制作した楽曲をリアレンジ、自ら歌唱する。
ミュージカル「この世界の片隅に」2024年5月から全国ツアー開始、呉で千穐楽
ミュージカル「この世界の片隅に」の上演は、2024年5月に日生劇場(東京都千代田区有楽町)からスタート。
キャストは、絵を描くことが大好きな主人公の浦野すず役を、昆夏美と大原櫻子のWキャストで演じる。
「すず」が嫁ぐ相手・北條周作役には、海宝直人と村井良大がこちらもWキャストで演じることとなっています。
6月からは全国ツアーとして北海道・岩手・新潟・愛知と続き、7月には長野、茨城、大阪にて上演され、作品の舞台である広島県呉市(呉信用金庫ホール)へ。
物語の舞台になっている広島県呉市で大千穐楽を迎えるというスケジュールとなっています。
製作:東宝 ©こうの史代/コアミックス・東宝