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世界で最も美しい美術館 Best7に下瀬美術館(大竹市)が選出、ベルサイユ賞発表は11月パリで

2024年06月15日08時47分 / 提供:広島ニュース 食べタインジャー

著名な建築家や哲学者らの審査により選出される世界的建築賞のベルサイユ賞(世界ベルサイユ賞機構)は、

「世界で最も美しい美術館(The World's Most Beautiful Museums)」リストを2024年6月13日に発表。世界の7施設を選出し、日本からは広島県大竹市の下瀬美術館が選出されました。

ベルサイユ賞は、世界中の 空港 / 商業施設 / ホテル / スポーツ施設など7つのカテゴリを対象に著名な建築家や哲学者などの審査によって選ばれる建築賞。

2024年、新たなカテゴリ【Museums(美術館・博物館)】が新設され、以下の7施設が選出されています。
2024年「世界で最も美しい美術館」リスト A4 Art Museum(中国) Grand Egyptian Museum(エジプト) Smritivan Earthquake Museum(インド) Simose Art Museum / 下瀬美術館(日本) Paleis Het Loo(オランダ) Oman Across Ages Museum(オマーン) Polish History Museum(ポーランド)
国際ベルサイユ賞機構による「下瀬美術館」についての評価は以下

2002年、スイスのムルテンで開催されたExpo.02で、2008年にプリツカー賞を受賞した建築家ジャン・ヌーベルは、湖の表面に浮かんでいるように見える、重さ4,000トンもの仮設モノリスを初めて思いつきました。宇宙の旅です!
1人の建築家が考え付いたものは、後にもう一人の、2014年にプリツカー賞を受賞した坂茂によって拡大され、下瀬美術館で、カラーガラスの壁を持つ8つの可動式展示室の形で実現しました。

この壁は反射するプールの水面上で、夜間にライトアップされます。この象徴的な風景は、瀬戸内海の物理的な風景を増幅し、瀬戸内の島々の美しさに敬意を表しています。

この構造物は、美術館のコレクションの重要な部分を占めるフランス人芸術家兼デザイナー、エミール・ガレ(1846-1904)のモチーフとなった季節の植物や花の庭園と調和しています。 コンセプトの壮大な野心にもかかわらず、訪問者は心地よい規模の天蓋で迎えられます。
下瀬美術館は “アートの中でアートを観る” をコンセプトに建てられており、設計は世界的に活躍する日本人建築家・坂 茂(ばん しげる)氏が手掛けています。


大竹市「下瀬美術館」は海辺のアート建築群、ヴィラやレストランも併設

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この後、2024年11月下旬に上記リストより3施設が

・ベルサイユ賞【最優秀】
・内装特別賞
・外装特別賞

を受賞するという流れ。結果はパリのユネスコ本部にて発表されるとのこと。

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