2025年07月02日14時01分 / 提供:ニュースラウンジ
声優・緑川光が出演する朗読劇 READING WORLD ユネスコ世界記憶遺産 舞鶴への生還 『約束の鎮魂歌(レクイエム)』が8月2日・3日・4日に京都府舞鶴市・舞鶴市総合文化会館で開催する、キービジュアルが解禁された。出演する声優たちのコメントが解禁となった。他に声優の岡本信彦、佐倉綾音、下野紘、豊永利行、岸尾だいすけ、井上麻里奈とアイドルグループ『Snow Man』佐久間大介が出演する。
また、公演のチケットは7月2日正午よりイープラスで発売開始となる。また、公演の詳細は、今後公式WebサイトおよびSNSでお知らせしていく。
【キャスト コメント】
緑川光(みどりかわ・ひかる)
昨年の公演後に、また可能ならばやりたいですねというお話が出ていた中で、普通に朗読劇を行なってファンの皆様に喜んでいただくということはもちろんですが、伝えていかなければいけないという使命を持った朗読劇を、戦後80年の節目となる今年もやらせていただけるということはありがたいと思っております。昨年終わった段階でやりきったという部分はあったのですが、今回は新たな脚本ということで、前培ったその絆でより良いものを皆様にお伝えしたいと思っております。
佐久間大介 (Snow Man) (さくま・だいすけ)
昨年も立たせていただいたREADING WORLDの舞鶴公演のステージに、戦後80年というに節目に立たせていただけることを嬉しく思います。昨年は本当に色々なことが重なって、色々な思いでステージに立たせてもらいました。思いを届けたかった方へも思いを伝えられたと思います。今年はその方に胸を張ってステージに立てるように、いっぱい自慢できるような弟子でいられるように、このステージに真摯に向き合いたいなと思います。
岡本信彦(おかもと・のぶひこ)
昨年のREADING WORLDに僕は初めて出演したのですが、その時にとても感動しまして、キャラクターに寄り添って芝居していくうちに、ここまで泣いたことがないぐらい涙があふれ出てしまいまして、とても濃厚な思い出になっておりますので、今年もREADING WORLDのお話をいただけて嬉しかったです。スタッフの方と話していく中で、すごいパッションや熱意を感じておりまして、その熱意の中でお芝居できること自体が幸せなだと思っておりますし、その熱意を受けて昨年をさらに超えられるのではないかと個人的には思っております。皆様是非楽しみに待っていてください。
佐倉綾音(さくら・あやね)
昨年の公演の時、本当にとても良いチームワークで、またこのメンバーで集まれたらいいねということをみんなで話していたのですが、それがまさか本当に1年後に実現するとは。READING WORLDを楽しみにしてくださっていた皆様に、また舞鶴の地でこの作品をお届けできるということを嬉しく思います。今年はまた今年だけしか楽しめない舞鶴にちなんだ物語・世界が展開していくと思いますので、前回楽しんでいただいた皆様も、前回ご覧になれなかった皆様も是非楽しみにお待ちいただければと思います。
下野紘(しもの・ひろ)
昨年舞鶴で公演をやらせていただいて、自分が想像していた以上に感情移入して、色々なものを出せる作品になりました。それに今回も参加させていただけるということをありがたく思っております。自分の中で、前回以上に色々な感情を呼び起こしてくれる、引き出してくれる作品になるのかなととても楽しみです。仕方がないのですが、ダブルキャストというところが寂しいなと思いつつも、良い作品にできるように、とにかく全力を尽くしたいなと思っております。
豊永利行(とよなが・としゆき)
僕は新しく参加させていただくので、皆様方の出来上がった空気のようなものに遅れを取らないよう、誠心誠意演じていきたいと思っております。今回、下野さんとダブルキャストということで、下野さんの描く同じ役どころとの色の違いみたいなものを皆さん楽しみにしていただけたら嬉しいなと思います。自分の演じる役柄の色味や、深みみたいなものを自分なりの想像力を広げ、変に誇張しないものとしてお届けしたいと思っておりますので、楽しみにしていただけたら嬉しいです。
岸尾だいすけ(きしお・だいすけ)
昨年、僕は出演するはずではなかったのですが、松野さんを含め色々なことが度重なって起こってしまったので、ご協力させていただきました。その思いは今も残っていますので、再び出演するのは複雑な心境です。しかし、今回は一役者として、ただただ純粋にお芝居に、作品に取り組んでいこうと思っています。役者はほぼ昨年と変わらず、見た目はそこまで変わってないように見えるかもしれませんが、本も変わっており、まるっと違うものと捉えていただいて良いと思っておりますので、そういったところも含めて、気持ちを新たに頑張ります。
井上麻里奈(いのうえ・まりな)
昨年に引き続き、今年も舞鶴で公演ができる事を非常に嬉しく思っています。今年は昨年よりもさらにグレードアップして、新しい作品を皆様にお聞かせできると思っております。このメンバーで再びあの夏の感動を味わえると思うと、今から胸がいっぱいです。前回いらっしゃった皆様はあの特別な体験を思い出して下さっていますよね。また今年も素晴らしい夏の思い出を一緒に作りましょう。
【舞鶴市長 鴨田秋津 コメント】
舞鶴市長の鴨田秋津でございます。
今年は戦後80年、そして舞鶴市が所有する引き揚げに関する資料がユネスコ世界記憶遺産登録されて10周年という舞鶴にとっても非常に重要な年を迎えています。このような年に、昨年、多くの方々の心を打った朗読劇が、新たなストーリー「約束の鎮魂歌(レクイエム)」として、再び舞鶴で開催されることは、大変光栄なことであり、心から嬉しく思います。
戦後、舞鶴は引揚港として、1945年から13年間にわたり海外から約66万人の引揚者を温かく迎え入れました。この地は、引揚者やその帰国を待ち焦がれる日本の留守家族、そして、心身ともに傷ついた引揚者を支えた舞鶴市民など、まさに戦後の出発点として様々な人生が交錯した舞台となりました。1988年には、引揚体験者の強い願いにより史実を後世に伝え、平和の尊さを発信する拠点として舞鶴引揚記念館を開館いたしました。
戦争や引き揚げの記憶は薄れつつあるなか、我々は「体験者なき戦後」の始まりを迎えようとしています。しかし、私はこのような時代だからこそ、引き揚げの史実を「日本へ、世界へ」と発信し、平和への願いを次の世代に繋いでいくことが舞鶴の責務であると強く感じています。
今回の朗読劇は、緑川光様、岡本信彦様、佐倉綾音様、下野紘様、豊永利行様、岸尾だいすけ様、井上麻里奈様といった素晴らしい声優陣の皆様と、Snow Manの佐久間大介様という豪華な出演者と伺っています。
この朗読劇をきっかけとして、全国各地から特に若い世代の方々が多く当地にお越しになり引き揚げの史実に触れられることは、世界平和を切望し、引き揚げの史実を未来へ継承する舞鶴市の取り組みにとって、希望の1ページを刻んでいただいています。改めて、制作に関わる全ての皆様に心より感謝申し上げます。出演者、スタッフ、そして観劇にお越しになる皆様を心よりお待ちしております。ぜひ、舞鶴引揚記念館にも足をお運びいただき、引き揚げの歴史と平和への願いを享受していただければ幸いです。
■名称:朗読劇 READING WORLD ユネスコ世界記憶遺産 舞鶴への生還『約束の鎮魂歌(レクイエム)』
■会場:舞鶴市総合文化会館(〒625-0036 京都府舞鶴市字浜2021番地)
■日時:8月2日(土)【1部】11:00開場/12:00開演 【2部】15:00開場/16:00開演
8月3日(日)【1部】12:00開場/13:00開演 【2部】16:00開場/17:00開演
8月4日(月)【1部】12:00開場/13:00開演
■出演者:緑川光、佐久間大介(Snow Man)、岡本信彦、佐倉綾音、下野紘(8月2日のみ)、豊永利行(8月3日、4日のみ)、岸尾だいすけ、井上麻里奈
■チケット情報
・価格:11,000円(税込)
・販売期間:7月2日12:00〜7月6日23:59
・受付URL:https://eplus.jp/readingworld-maizuru/
■公式WEBサイト:https://thxgive.com/readingworld
■公式X(旧Twitter):https://twitter.com/readingworld_jp