2025年01月17日02時40分 / 提供:ニュースラウンジ
川崎市出身の俳優・市原隼人が1月13日に川崎市・グランツリー武蔵小杉内で行われた「消防フェア」のイベントに登壇。一日消防団長に就任し、若者に向けて消防団入団促進を呼びかけるとともに、火災の起きやすいこの時期に火災予防の広報を実施した。
(取材・撮影:伊藤直樹©ニュースラウンジ)
消防団とは、市町村の消防機関で、火災や大規模災害などの際に消火や救助活動を行う非常勤の地方公務員組織。普段は他の仕事に就いている地域住民が、災害発生時に地域を守るために活動している。消防団にぜひ入ってみたいという方を募りたいというイベント。近年、消防団員は減少傾向にあり、消防団員の不足がさらに深刻化すると、自然災害等から市民の生活や生命を守ることができなくなる恐れがある。このような現状から、成人の日を迎える若年層をターゲットにした入団促進及び火災予防を呼びかけるため、川崎市出身で俳優の市原隼人さんを1日消防団長として委嘱し、消防団に対する認知度向上を図り、団員の動画活動の活性化につなげることを及び火災予防を目的として行われた。
市原さんは、スペシャルドラマ『252 生存者あり episode.ZERO』(日本テレビ系/08)で消防士役を演じた経験があるほか、2022年秋の火災予防運動週間のポスターに起用されるなど消防行政と深い関わりがある。「私が生まれ育ったこの川崎がさらに魅力を纏い、飛躍することを心から願いながら、郷土愛とこれ以上ない敬意を払い一日消防団長を努めさせていただきます。その中で消防団にご関心いただけること、そしてなにより防火と災害に関して意識を高めていただけることを心から願って、本日は短い時間ですけども、何卒よろしくお願いいたします」とあいさつ。
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