2024年05月18日11時46分 / 提供:ニュースラウンジ
元乃木坂46でタレントの高山一実が書いた小説を原作にした映画『トラペジウム』(監督:篠原正寛/配給:アニプレックス)の公開記念舞台挨拶が5月11日に行われた。主人公の声を演じた結川あさきが涙を浮かべながら、高山へカーネーションの花束を手渡した。
原作者・高山一実をはじめ、東ゆう役の結川あさき、大河くるみ役の羊宮妃那、華鳥蘭子役の上田麗奈、亀井美嘉役の相川遥花ら東西南北が初集結、そして工藤真司役の木全翔也(JO1)、篠原正寛監督らが舞台に勢揃いした。
高山は「小説を書いた当時は必死で、こんなに大きなもの(映画化)に繋がるとは思っていなかったので、当時の自分がこんな未来を知ったらびっくりすると思います。声優の皆さんもとても可愛くて、キラキラしていらっしゃって…凄く色々な感情が巡っています。この感情をまた何かの作品に昇華させたいなと思えるような貴重な体験を、今回のアニメ映画化でさせていただきました」と感無量。
高山のお気に入りポイントは、「私は主題歌が流れるオープニングが好きで、これは小説では味わえない“アニメならでは“だなと思います。星街すいせいさんの歌と、主人公・ゆうの『物語が始まるぞ』という感じも相まって、すごくワクワクする好きなシーンです。東西南北のメンバーが歌うシーンとか、木全さん演じる真司の登場時の何とも言えない顔とかも面白いので、注目していただけたら」と見どころを語った。
5月12日の“母の日”にちなんで、「トラペジウム」という物語、そして“東西南北”の生みの母でもある高山に、公開を祝してスタッフ・キャストから、感謝の気持ちを込めてカーネーションをプレゼント!
ゆうを演じた結川が、「高山一実さん、私たちやこの作品を愛してくれている皆さんに、『トラペジウム』と出会わせてくれてありがとうございます!私はゆうに出会えて本当によかったです!」と感極り涙を浮かべながら、高山へ鮮やかなカーネーションの花束を手渡した。
高山は感激しながらカーネーションを受け取り、「ありがとうございます!私は小説でも自分の思いを書ききれないぐらいだったのに、声優の皆さんがそれぞれキャラクターのことを思ってくださる気持ちがすごく嬉しい!お優しくてプロフェッショナルな皆さんにお集まりいただいて感動しています、いい出会いに感謝でございます!」と笑顔いっぱいに喜びの想いを馳せ、会場からは大きな拍手が贈られた。
舞台挨拶の最後には高山から「私は人と人との繋がりが好きなんですが、それを言葉にするのは難しくて、小説もそんなことを思いながら書きました。『トラペジウム』は、コミュニケーションの難しさとか、人間ならではのぶつかりあいとか、学生時代こんなだったなとか、いろんな思いがこもっている作品です。感じ方はそれぞれ自由なので、それぞれ楽しんでいただけたら。少しでも皆さんの生活にスパイスを与えられたら嬉しいです!」とのメッセージが贈られ、キャストたちの弾ける笑顔と共にイベントは幕を閉じた。
原作「トラペジウム」は、アイドルを目指す高校生・東ゆうが、東西南北の美少女を集めながら自らの夢に向かって進む物語。2016年から雑誌『ダ・ヴィンチ』で連載を開始。2018年に単行本化された高山一実による青春小説は、トップアイドルグループのメンバーとして活動してきた高山自身の経験や葛藤が込められた内容で、瑞々しくもリアリティーと熱量に満ちた文章で反響を呼び、累計30万部の大ヒットを達成した。
<CAST>
東ゆう:結川あさき
大河くるみ:羊宮妃那
華鳥蘭子:上田麗奈
亀井美嘉:相川遥花
工藤真司:木全翔也(JO1)
古賀萌香:久保ユリカ
水野サチ:木野日菜
伊丹秀一:内村光良
<STAFF>
原作:高山一実「トラペジウム」(KADOKAWA刊/『ダ・ヴィンチ』連載)
監督:篠原正寛
脚本:柿原優子
制作:CloverWorks
製作:「トラペジウム」製作委員会
配給:アニプレックス
主題歌:MAISONdes「なんもない feat. 星街すいせい, sakuma.」(Sony Music Labels)
公式HP:rapezium-movie.com
公式X:@trapezium_movie
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@trapezium_movie
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『トラペジウム』は全国にて絶賛公開中!
©2024「トラペジウム」製作委員会
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