3月1日~31日までの1ヶ月間、川崎市役所本庁舎1F正面の公共空間(空きスペース)を利用した「カワサキ ミーツ」という実証実験が行われている。何の実証実験なのか、そもそも「カワサキ ミーツ」とは何なのか。現場を取材してきた。
3月9日、強風ではあったが、この週は天候に恵まれず久しぶりに温かい日差しだった。川崎市役所本庁舎1F正面の空きスペースに、タイニーハウス、キッチンカー、移動販売車といった「車」の周りや奥に木材などで組み立てられた什器(机や椅子)などがあちこちに置かれている。その什器には、それぞれ「カイギシツ」「コドモベヤ」「ショクドウ」と、名づけられた札がかかっている。