2023年12月13日01時58分 / 提供:ニュースラウンジ
こども家庭庁は、日本の未婚化や晩婚化が進み、少子化が大きな社会的課題になっている中、不妊症に悩む夫婦やパートナーが不安を感じることなく不妊治療を行えるよう、社会全体が不妊へしっかりと向かい合い、理解ある社会の実現を目指すべく、「不妊症・不育症のこと オンラインフォーラム」を開催した。
ゲストに、不妊治療を乗り越え、現在2人の子どもがいる川崎希&アレク夫妻が登壇。パートナーがお互いを理解することの大切さや仕事と不妊治療の両立の難しさ、また、周囲の理解や支えの重要性などを語った。
トークセッションでは、パートナーがお互いを理解することの大切さや、仕事と不妊治療の両立の難しさ、また、周囲の理解や支えの重要性などをテーマに、川崎希&アレク夫妻を交えて開催しました。
不妊治療時にお互いにストレスを溜めないよう気を付けていたことを聞かれた川崎は、「一人で治療への悩みや不安を抱えこんでしまうと『相談したいのに・・・』と、ストレスになってしまうので、こまめに相談するようにしていました。」と話す。パートナーのアレクサンダーからも「話を聞くのが1番かなと思います。」と同意し、お互いのことを思いやって行動していたからこそ、負担が大きい不妊治療を二人で乗り越えることができたと語った。
また、フォーラム中に行った視聴者アンケートでは、『仕事との両立が難しい一番の要因は何か?』という質問に、「通院回数の多さ」という回答が最も多く寄せられた。
これに対して川崎からも、「治療は行きたい日に行くわけではなく、ホルモンの関係で急に病院へ行かなければいけなくなったり、予定していた日がずれてしまうこともあったので、スケジュール調整はやっぱり大変でした。特に、長男の時は体外受精の移植をする日とテレビ収録の日が被ってしまい、午前中に移植をして、すぐ午後の収録に行かなければならず、とても不安でした。」と、自身の経験を振り返った。
そして、『不妊治療中、友人や同僚にしてもらって嬉しかったことは?』という設問に対しては「無理に声をかけずに見守る」という回答が最も多く、これに対し川崎は「『あ、そうなんだ。』と軽く流してくれるくらいが丁度いい。」と、必要以上に心配しないでほしいと語った。
≪アーカイブ視聴URL≫
https://www.youtube.com/live/9ko7VL6dHfo?feature=shared