2023年11月26日17時58分 / 提供:ニュースラウンジ
日本社会人アメリカンフットボール協会は、11月24日に都内で会見し、2024年1月14日に国立競技場で開催する「DREAM JAPAN BOWL 2024(ドリームジャパンボウル)」の概要と全日本選抜チーム第1次候補選手を発表した。
写真は会見の様子。右から渡部滋之理事長、山本洋ヘッドコーチ、常磐真也ゼネラルマネージャー(11月24日・JAPAN SPORT OLYMPIC SQUAREにて)
全日本選抜(Xリーグに所属する選手を中心にした選抜54選手+学生6選手)の「Japan All-Star Team」と、アメリカ北東部にある8私立大学で構成するIvy league選抜の「Ivy league All-Star Team」が対戦する「DREAM JAPAN BOWL」。
全日本選抜チームを率いるのは、前回の第1回大会と同じく富士通フロンティアーズの山本洋ヘッドコーチ。3度の日本一に輝いた実績が評価されての就任。アシスタントヘッドコーチにパナソニックインパルスの荒木延祥ヘッドコーチ、ゼネラルマネージャーに富士通フロンティアーズの常磐真也ゼネラルマネージャーが脇を固める布陣で挑む。
アイビーリーグ選抜チームを率いるのは、ブラウン大学のジェームス・ペリー(James Perry)ヘッドコーチ。2018年よりブラウン大学ベアーズを指導。自らのQB(クォーターバック)として活躍した経験を生かして、オフェンス力の強化を図り、1ゲームで30得点を上げるチームに育て上げた。その手腕に期待が寄せられている。
山本洋ヘッドコーチは「前回のゲームは20-24で惨敗という結果。勝つことを目標にすることは変わらない。フットボールを通じた国際交流、親善試合ということなので、しっかり選手、スタッフとも準備をして良いチームを作ってアメリカのチームとエキサイティングな試合が展開できるようにしたい」と意欲を見せる。
ジェームス・ベリーヘッドコーチからのコメントはビデオメッセージとなった。「DREAM JAPAN BOWLでアイビーリーグ選抜のコーチを務めることになり、非常にうれしく思う。選手にとって日本に行き、あらゆるものにふれるのはとても素晴らしい機会。私にとっても敬愛するアイビーリーグを代表して日本を訪問する貴重な機会。日本には素晴らしい選手がいて、彼らと戦うのは大きな挑戦になると思う。2024年1月に試合ができることにワクワクし、とても楽しみにしている」とメッセージを寄せた。
試合形式は、1クォータ15分の4クォーター制。NCAAルール。第4クォーター終了時点で同点の場合は引き分け。2024年1月14日13時キックオフ(米国東部時間1月20日23時)。チケット販売は、12月2日10時~(ぴあ一般販売)。先着1万名に特性ブランケットを進呈する。
「アメリカのチームとエキサイティングな試合が展開できるようにしたい」と意欲を見せる山本洋ヘッドコーチ
2022年1月22日に行われた「JAPAN U.S. DREAM BOWL(現・DREAM JAPAN BOWL)」より(撮影=浅古忠行)
2022年1月22日に行われた「JAPAN U.S. DREAM BOWL(現・DREAM JAPAN BOWL)」より(撮影=浅古忠行)