森田剛主演舞台『ロスメルスホルム』公演ビジュアル解禁

　俳優・森田剛（44）が主演する舞台『ロスメルスホルム』（演出：栗山民也／企画・製作：TBS／サンライズプロモーション東京）のメインビジュアルが公開された。全体の色味は水をイメージさせるひんやりした青味、そして部屋を照らすのは窓からの光のみ。窓の向こうには物語の鍵となる水車、そして代々続く保守的な家の閉塞感と冷たい雰囲気をドラマチックに表現している。ビジュアルからも垣間見える、奥深い人間ドラマに期待だ。

　「近代演劇の父」と称されているノルウエーの劇作家ヘンリック・イプセン。世界中で今もなお上演され続けている『ペール・ギュント』『人形の家』『野鴨』『ヘッダ・カブラー』など、現代を生きる私たちの心にも訴えかける名作を数多く世に残している。1886年に書かれた『ロスメルスホルム』は、古く凝り固まった時代から新しく解放されつつある時代の中、保守的な思想と進歩的な思想の人々との対立を、緊張感のある心理描写 で描いた人間ドラマ。