2024年08月01日20時00分 / 提供:新刊JPニュース
伝えたいことがうまく伝わらない、話そうとすると緊張してしまうなど、コミュニケーションの悩みを抱えている人も多いだろう。コミュニケーションをうまくとるには、「伝える」という一方通行に終わらず、受け取る相手に「伝わる」という双方向性が大切になる。では、どうしたら伝え、伝わる会話ができるようになるのか。
◾️「伝わる」だけでは不十分!双方向の対話力を手にする秘訣とは
『「伝える」のプロがフリーランスで30年間やってきたこと 次につながる対話力』(木場弘子著、SDP刊)では、TBS初の女性スポーツキャスターとして活躍し、現在は大学教授や複数の企業での社外役員務めるなど、発言の場を広げている木場弘子氏が、「伝える」だけではなく、相手に確実に「伝わる」双方向のコミュニケーションのための対話を提案し、一方的な意見・情報の押しつけではなく、相手に寄り添う「心」や「姿勢」の重要性にフォーカスした対話力を高めてくれる方法を紹介する。
対話において、言いたいことをしっかり「伝える」ためには、話す内容を定めて、その整理から始めること。そのあとに、話す順序、話す速さ、話す声など、考えるべきさまざまな点がある。その中でも成功の鍵となるのが、全体の流れを意識した構成を事前に考えておくことだ。