2024年07月11日19時00分 / 提供:新刊JPニュース
今から44年前の1980年、生涯未婚率(50歳時点での未婚割合)は男性2.6%、女性4.5%だった。つまり50歳時点で未婚の男性は38.5人に1人。女性は22.2人に1人だったわけだ。これが2020年になると、男性は3.5人に1人、女性は5.6人に1人が50歳時点で未婚ということになる。もはや生涯未婚で過ごす人生は珍しいものでもなんでもない。
ただ、その人生で気になるのはお金の問題。貯金や資産運用、老後の備えなど、独身者はどうお金と向き合うべきか。
■独身者に厳しい日本の税制
本来、独身者と家族持ちとでは、お金についても老後対策についても、「気をつけるべきポイント」が違います。税金や社会保険も違うし、老後に必要なお金、自分が病気や介護になったときの備えはもちろん、相続や親の介護などへの向き合い方も異なります。(P4)