2024年07月04日20時30分 / 提供:新刊JPニュース
業種や役職に関係なく、仕事で成果を出す人、そして出世していく人の共通点として「数字に強いこと」があげられる。数字に強いとは、つまり数字で話せること。数字で話せる人は、普段から自分の仕事に関係する情報や概念を数字で認識し、数字で考え、数字で評価し、数字で説明しようとしているのだ。これは、ひとつの技術だといっていい。
■「数字で語れること」の果てしないメリット
『『説得力と信頼感が格段にアップ! 入社1年目から仕事の数字に強くなる本』』(深沢真太郎著、三笠書房刊)では、さまざまなビジネスシーンを想定し、報告や意見の伝え方、データの読み方、資料づくりのコツ、プレゼンの技術など、ビジネスパーソンに必要な数字の基本を紹介する。
仕事で数字を使うことのメリットは「決められる」ことだ。どんな仕事においても、決めるという行為は避けて通れない。何かを決めなければならないとき、役に立つ数字の使い方が「重み付け評価」だ。たとえば、複数あるものの中から一つを選ばなければならない場合、まずは数字で差をつけて、重要度を数値化する。そして総合評価をして決定する。数字には大小があるため、この重み付け使うことで明確に差がつくれる。結果、「決める理由」を手に入れることができる。思い切って差をつけることが重要なポイントとなる。