2024年06月26日19時00分 / 提供:新刊JPニュース
国が変われば文化も風習も、宗教も違う。その中には、日本人からすると理解が及ばないようなものも珍しくない。
たとえばイスラム教の戒律などがそうかもしれない。飲酒はタブー、食事も口にしてはいけない食材が決まっている。イスラム圏の中には、最近まで女性が車を運転することが禁じられている国もあったし、戒律に背いた服装で外を歩いていないか監視する宗教警察を持つ国もある。そんなタブーだらけの社会で、人々はどう生きているのか?本当にタブーを全て守っているのだろうか。
◾️世界有数のイスラム国家・イランで暮らす国民のリアル
『イランの地下世界』(KADOKAWA刊)はイスラム教国の一つであるイランで、人々がどう暮らしているかを明かしていく。著者の若宮總さんは留学や仕事でイランに長く滞在していた人物だ。