2024年06月11日21時00分 / 提供:新刊JPニュース
懐古主義はカッコ悪いと知りつつも、やはり折にふれて、自分が青春時代を過ごした「昭和」を懐かしく思い返してしまう中高年は多いはず。昭和の世の中では「常識」だったことが、しばしば令和の世の中ではもはや廃れていたり、忘れ去られている。中には今から思い返すと滑稽だったりバカバカしいものもあるが、そんなものこそ愛おしいのである。
◾️令和の時代からは考えられない昭和の風習
『昭和の僕らはバカでした - “小学46年生”に突き刺さる!「超ノスタルジックエッセイ」 -』は、今ではすっかり遠ざかった「昭和」の思い出を呼び覚ましてくれるエッセイ。あの頃、毎日見ていたのに、今ではすっかり見ることがなくなったもの。今思い出すとどう考えてもダサいのに、当時は欲しくて仕方なかったもの。今では誰もしなくなった習慣などなど、町から、生活から消えた「昭和」が満載だ。
たとえば昭和の時代、ゲームのカセットはまだ、今のようにダウンロードするものではなく「モノ」であり、友達との貸し借りで紛失しないように名前を書いたものだった。