2024年06月06日18時00分 / 提供:新刊JPニュース
男女ともに平均で80歳前後まで生きる現代日本で、気になるのは、「何歳まで健康にやりたいことをやれる自分でいられるか」だろう。単なる寿命より「健康寿命」が気になるという人も多いはず。
何歳になっても明るくはつらつとしている人がいる一方で、ある年齢をすぎると一気に老け込んでしまう人もいる。できれば前者でいたいものだが、その違いはどこにあるのだろうか。そして、今50歳の人は60歳、70歳になった時の自分がどうなっているか想像ができるだろうか?今は健康かもしれない、でも10年後や20年後は、どこかがきっと、今よりも衰えている。それはどこだろうか?
◾️老いの最初の兆候は「足腰」でも「記憶力」でもない!
『うまく老いる 楽しげに90歳の壁を乗り越えるコツ』(樋口恵子、和田秀樹著、講談社刊)では、「老いる人」と「老いない人」の分かれ道として「意欲の減退」を挙げている。というのも、老いは足腰や記憶力の衰えからくるものではなく、「意欲」から始まるのだという。