政治や経済というと、小難しくとっつきにくいものというイメージを持ちやすい。
ただ、政治も経済も、私たちの生活と繋がっているものだ。だから、たとえば普段食べている食べ物からでも、政治や経済を読み解くことができる。『食べものから学ぶ現代社会 私たちを動かす資本主義のカラクリ』(平賀録著、岩波書店刊)はまさにそんな一冊だ。
◾️「コンビニおにぎり」から読み解く政治と経済の話
本書では、京都橘大学経済学部准教授、立命館大学BKC社系研究機構客員協力研究員の平賀録氏が、砂糖や小麦粉など身近な食べものから資本主義を解説する。