2024年03月01日19時00分 / 提供:新刊JPニュース
多くの人にとって労働時間は一日の大部分を占めているはず。それだけに、仕事の時間の充実は人生の充実につながる……はずなのだが、労働時間ばかり長くて充実度も納得度も低い仕事だったり、責任と給料が見合っていなかったりする仕事だと、モチベーションは上がらず、仕事への主体性は失われる。
こうなると職場への愚痴が口をつくが、それも長く続くと愚痴すら出なくなり、会社のいいなりで黙々と仕事をして、就業時間が終わるのを待つだけになる。「社畜」のできあがりだ。
■大声を出したもん勝ち?「風通しのいい職場」の裏の意味
『社畜語辞典』(唐沢明監修、造事務所編集、カンゼン刊)はしらずしらず社畜化している自分にハッと気づかせてくれる一冊。ビジネスの世界では当たり前に飛び交っているこんな言葉を無自覚に使っていたり、文字通りに捉えているようなら、あなたもまた社畜の入り口に立っているのかもしれない。