2024年01月12日18時00分 / 提供:新刊JPニュース
会社員にとって「定年」が見えてくる50代は、今後どう働き、どう生きるかについて迷いが多い年代かもしれない。定年後に再雇用という形で今の会社で働き続けるか、別の会社で働くか、あるいは起業やフリーランスという道か。
そう考えると選択肢はたくさんあるのだが、一方で「いまだにバブルが忘れられない時代遅れの人たち」というレッテルが貼られ、厳しい目で見られているのも事実。当然だが、人を年代でひとくくりにはできない。能力の高い50代もいれば、30代でも能力の低い人もいる。偏見は気にせず、「自分に何ができるか、何をしたいか」を考えて今後の生き方を決めればいい。何にしてもこの世代が考えるべきは、会社員人生の「たたみ方」である。
◾️出世レースの決着は40代でついている
ただ、やはり50代は残された時間が限られている。何を選び、何を捨てるか、を決めて生きるためにも「もっとわがままになっていい」と説くのが『『50歳からは、「これ」しかやらない 1万人に聞いてわかった「会社人生」の上手な終わらせ方』』(大塚寿著、PHP研究所刊)だ。