2024年01月07日20時00分 / 提供:新刊JPニュース
仏教というと難しいものとイメージする人は多いだろう。けれど、お盆とお彼岸はお墓参り、喪中のときは年賀状を出さないなど、仏教行事や習慣は私たちの日常の中で身近に接している。また、「我慢」「自由」といった普段当たり前に使っている言葉も実は仏教語だ。
◾️仏教から学ぶ「生きづらい時代」への対処法
『仏にゃんのふわもこやさしい仏教の教え』(Jam著、枡野俊明監、笠間書院刊)では、漫画家・イラストレーター・ゲームグラフィックデザイナーのJam氏の描く猫の「仏(ほと)にゃん」が、仏教語由来の身近な言葉から仏教の教えを解説。人間関係から自分自身、世の中まで、生きづらいこの世の悩みを解決し、身も心も軽くなる67の言葉とヒントを紹介する。
今は耐え忍ぶ意味などで使われている「我慢」という言葉。もとは高慢なことや我を張ること、我執など、自分の意見に固執することを言う。本来は仏教語で「自分をえらいと思い込み、他を軽んじて心おごること、慢心すること」で煩悩のひとつだ。