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箱根駅伝を45年以上追い続けるスポーツライターが語る今後の展望とは

2024年01月02日18時00分 / 提供:新刊JPニュース

2024年、第100回を迎える箱根駅伝は正月の風物詩であり、テレビ中継の世帯視聴率は30%前後を誇り、多くの人が注目する大学スポーツだ。そんな箱根駅伝を45年以上追い続けているのが、『箱根駅伝に魅せられて』(生島淳著、KADOKAWA刊)の著者であるスポーツライターの生島淳氏だ。

本書では、生島淳氏がこれまでに箱根駅伝を通じて思ってきたこと、取材を通じてこの大会がどのような人たちによって彩られてきたのか、そして、なぜここまで惹きつけられるのか、その魅力を紹介する。

箱根駅伝は2015年以降、青山学院大学の時代が到来。そして、2002年から4連覇を達成した駒澤大学が、2022年の箱根駅伝で優勝し復活。駒澤大学は2023年10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝を制し、史上初の2年連続3冠を狙う。2024年の第100回、そしてその先を見据えると、実績抜群の駒澤大学と青山学院大学の両校に、99回大会で上位に入った学校が挑戦していくことになる。厚底シューズ時代とはいえ、10年前の優勝タイムがシード権獲得ラインとなるまでにレベルが上がっている大学駅伝で、生島氏は今後の大学駅伝はどのようになると予想しているのか。

リクルーティングの流れを見ていると、2020年代は中央大学と順天堂大学の時代がやってくるのではないか、と生島氏は予感しているという。そして優勝したならば、それに引き寄せられる高校生、中学生が出てくる。中央大学の藤原正和監督は1981年生まれ、順天堂大学の長門俊介監督は1984年生まれ。30、40代の指導者がメインストリームの時代に入ってくるという。

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