人生100年時代と呼ばれるようになってから、「健康寿命」や「QOL」といった、人生の「質」が注目を集めるようになっている。せっかく長生きするなら、頭も体も毎日を楽しめる状態で長生きしたいもの。
ただ、体も脳も加齢とともに衰えていくのは避けられない。特に認知症は多くの人にとって、年齢を重ねるうえでの懸念事項だろう。
■本当の「脳トレ」は「脳トレ本」の中にはない
70歳、80歳になってもしゃっきりした頭で、旺盛に考えて、言葉もすらすら出てくる。そんな老後を迎えるためには知っておくべきことがある。『いつまでもハツラツ脳の人』(和田秀樹著、日刊現代刊)はそのためのアドバイスをくれる一冊だ。